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お知らせ

演劇鑑賞会「ヘレン・ケラー」

  

  



 

5月14日、東京演劇集団風による「ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち」を本校体育館において公演していただき、全校生徒で演劇鑑賞を行いました。

 

普段、授業や部活動で使用している体育館は、大がかりな舞台装置や照明器具が設置され、本格的な劇場と生まれ変わりました。プロの方々による演技や演出は素晴らしく、本や映画では決して味わうことができない舞台独特の空気に触れ、生徒たちは体育館であることも忘れ、劇に没頭し鑑賞していました。

 

 

 劇を鑑賞した生徒の感想を一部掲載いたします。

 

 劇を鑑賞している時、本当にそこにアニー・サリバンとヘレン・ケラーたちがいて、2人の関係がだんだん変わっていくのを、私もその場にいたかのように感じることができて楽しかったです。幸せって何だろうとあらためて考えました。アニー・サリバンが言っていたように、私も生きている幸せを感じ、周りの人に感謝しようと思いました。(中学生)

 

 話すことも、聞くことも、目で物を見ることもできず、自分の思いの伝え方を知らなかったヘレンがサリバン先生に出会えたことで、暗闇の中に希望の光が訪れたのだなと感じました。生き物には心があって、その心の内を伝えられないことは本当に苦しいことだと思うので、その苦しみからヘレンを救った先生はすごいと思う。私もサリバン先生みたいに大きなことではなくても、少しでも人を救えるような人になりたいと思いました。(高校生)

 

 よく知られているヘレン・ケラーのお話ではなく、ヘレンとサリバン先生が出会うまでと、出会ってからのお話で、自分の中にあるイメージをもっと広げるような劇でした。最後のシーンになるにつれてどんどん惹き込まれるような演技で感動しました。劇が終わった後、演劇部として舞台や裏を見せていただいて、細部にまでとてもこだわって作り上げていて驚きました。役者さんたちとお話させていただいて、どれほど考えて作っていったのか知ることができ、本当に良い経験になりました。公演してくださりありがとうございました。これからの部活動に生かしていきたいと思います。(高校生)

2018.5.21