女子力発信

いきいき輝く卒業生（NO1）

『体操大好き』内村周子氏

私は、朝起きてから、まず祈ります。今日は、どんな一日だろうと思います。嫌なことがあってもいいのです。嫌なことのあとには、必ずよいことがありますから。ただこうして生きていることこそが素晴らしいことだと、毎日思って過ごしています。

「怒る」と「叱る」は違いますね。仕事でのイライラをぶつけて怒るのは悪いことです。叱るときには、愛情を込めて叱るのが親の義務です。

期待されることは幸せなことですが、航平にとってはつらいのだと思います。私は、子どもたちに、ストレスだけは貯めさせないようにしてきました。プレッシャーをかけ過ぎてしまったらダメになってしまう。どんな結果が出ても「お疲れ様！」とだけ言ってきました。「優勝できたのは、あなたの力だけではない。みんなが応援してくれたから。」私はいつも、そう思っています。

私は航平の母ですけれども、それは決して威張ることではありません。私は、ただ自分に与えられた使命を果たしてきたと思っています。

東京純心女子高等学校での保護者対象の講演(2016.5.21)より抜粋